<警報・注意報>気象庁、5月27日から市区町村単位で発表(毎日新聞)
気象庁は26日、大雨や洪水などの警報・注意報を5月27日から市区町村単位で発表することを決めた。現在は各都道府県を5〜6カ所程度に区分した地域を単位としているが、細分化することで対象地域が明確になり、自治体の防災対応も早まることが期待される。発表対象の地域数は374カ所から約5倍の1777カ所となる。
気象庁によると、04年に新潟・福島豪雨や福井豪雨など大規模水害が相次ぎ、避難情報を巡る混乱が問題となった。自治体は避難勧告などの判断がしやすくなるよう警報・注意報の細分化を要望。気象庁は1時間後の雨量を従来の30キロ程度四方から、より細かい5キロ四方で予測できるシステムの開発などに成功し、市区町村単位の発表が可能となった。
これによって集中豪雨など局地的な現象について対象を絞った的確な注意喚起ができるほか、広範囲に警報・注意報を出した場合、危険性が低下した地域から早めに解除することも可能になる。
一方、発表の回数や情報量が増えるため、利用者にとって分かりにくくなる恐れもある。気象庁気象防災推進室は「ホームページなどでの表示方法を工夫したり、自治体に関する情報に限定したメール配信サービスなどの普及を促したい」としている。【福永方人】
【関連ニュース】
サウジアラビア:洪水で11人死亡 巡礼にも影響
2030年の日本、被害年1兆円増--14機関共同研究
台風9号 各地で大きな被害
山口豪雨:土砂災害で被害相次ぐ
クローズアップ2009:梅雨前線、日本列島に停滞 「異常」招く気圧の谷(2/4ページ)
・ <東海道新幹線>一時不通…乗客3100人「缶詰め」疲労感(毎日新聞)
・ <鳩山首相>施政方針演説の概要判明 「命を守る」がテーマ(毎日新聞)
・ <ウォーターボール>知事も中でダンス、ダンス、ダンス(毎日新聞)
・ <臓器移植>大阪で40代男性脳死判定 86例目臓器提供へ(毎日新聞)
・ <暴行容疑>毎日新聞社員を逮捕 羽田で保安検査員を殴る(毎日新聞)
気象庁によると、04年に新潟・福島豪雨や福井豪雨など大規模水害が相次ぎ、避難情報を巡る混乱が問題となった。自治体は避難勧告などの判断がしやすくなるよう警報・注意報の細分化を要望。気象庁は1時間後の雨量を従来の30キロ程度四方から、より細かい5キロ四方で予測できるシステムの開発などに成功し、市区町村単位の発表が可能となった。
これによって集中豪雨など局地的な現象について対象を絞った的確な注意喚起ができるほか、広範囲に警報・注意報を出した場合、危険性が低下した地域から早めに解除することも可能になる。
一方、発表の回数や情報量が増えるため、利用者にとって分かりにくくなる恐れもある。気象庁気象防災推進室は「ホームページなどでの表示方法を工夫したり、自治体に関する情報に限定したメール配信サービスなどの普及を促したい」としている。【福永方人】
【関連ニュース】
サウジアラビア:洪水で11人死亡 巡礼にも影響
2030年の日本、被害年1兆円増--14機関共同研究
台風9号 各地で大きな被害
山口豪雨:土砂災害で被害相次ぐ
クローズアップ2009:梅雨前線、日本列島に停滞 「異常」招く気圧の谷(2/4ページ)
・ <東海道新幹線>一時不通…乗客3100人「缶詰め」疲労感(毎日新聞)
・ <鳩山首相>施政方針演説の概要判明 「命を守る」がテーマ(毎日新聞)
・ <ウォーターボール>知事も中でダンス、ダンス、ダンス(毎日新聞)
・ <臓器移植>大阪で40代男性脳死判定 86例目臓器提供へ(毎日新聞)
・ <暴行容疑>毎日新聞社員を逮捕 羽田で保安検査員を殴る(毎日新聞)
18年ぶり対峙「反省していないのですか」と菅家さんの声に、元検事は謝罪せず 足利再審(産経新聞)
【元検事語る(4)】《宇都宮地裁で22日開かれている足利事件の再審第5回公判。午前に引き続き、午後1時からは、捜査段階で菅家利和さん(63)の取り調べを担当した森川大司・元検事に対する証人尋問が行われる》
《午前の公判では、21日に引き続き、別の女児殺害事件で菅家さんを取り調べた録音テープが法廷で再生された。21日には、テープが再生される最中に、気分が悪くなり一時退廷した菅家さん。22日午前も、DNA型鑑定の内容を突きつけられ、涙で「自白」する様子が法廷に生々しく響くと、机をけって怒りをあらわにする場面もあった》
《グレーのスーツ姿の森川元検事は午後1時2分、しっかりした足取りで、傍聴席から証人席に立ち、宣誓書を読み上げた。18年ぶりの対峙(たいじ)となる菅家さんはグレーのスーツ、黒のネクタイ姿で目をつぶったまま弁護人席に座っている。佐藤正信裁判長に促され、森川元検事は証人席に座った》
《弁護人側から質問が始まる。最初に質問に立ったのは、菅家さん本人だった》
菅家さん「森川さん。11年半もの間、無実の罪で捕まっていました。あなたはこのことをどう思いますか」
《低く重い声で語りかけるとともに、鋭い目線を森川元検事に向ける》
森川元検事「私は当時、主任検事として証拠を検討し、その結果、菅家氏が(松田)真実ちゃんの殺害事件(足利事件)の間違いないと判断しました。新たなDNA型鑑定で犯人でないとうかがって、非常に深刻に思っているところです」
《森川元検事は「深刻に思っている」とは述べたものの、謝罪するまではいたっていない》
菅家さん「宇都宮拘置支所で取り調べを受けたとき、全部やっていないと正直に話しました。このことをなぜ弁護士や裁判所に伝えなかったのですか」
森川元検事「宇都宮拘置支所で、真実ちゃん事件の事実関係よりも(福島)万弥ちゃん事件(昭和54年の女児殺害事件)と(長谷部)有美ちゃん事件(59年の女児殺害事件)の2件の余罪について、取り調べていました。そのいきさつ中で真実ちゃん事件に触れたとしても、あくまで余罪の取り調べをしていたものです。逐一報告する必要はないと思っていました」
《冷静に、はっきりと答えていく森川元検事。しかし、「反省」の色が見えないことに菅家さんの怒りは徐々に高まっていく》
菅家さん「自分に無実の罪をきせたことについて、謝ってください」
森川元検事「先ほど申したとおり、私も厳粛に、深刻に受け止めています」
菅家さん「私の家族は苦しんでいるんですよ」
森川元検事「申したとおりです」
菅家さん「大変なことですよ」
森川元検事「…」
菅家さん「どう思います」
森川元検事「今申したとおりです」
菅家さん「反省していないのですか」
《ここで、検察側が質問の趣旨がずれているとして制止に入った。しかし、菅家さんは「黙っていてくださいよ。あなたには関係ないでしょ」と、怒りを爆発させてくってかかる》
菅家さん「私に『人間性がない』といったが、あなたの方が人間性がないんじゃないですか」
森川元検事「人間性がないといったつもりはないです」
《白熱する事態を押さえようと、両サイドに座る弁護人が腕を押さえて座るように要請した。冷静に戻ったのか、菅家さんは軽く一礼して質問をやめ、その場に座り込んだ。続いて、弁護側が質問を始める》
弁護側「取り調べテープを聴いてきましたか」
森川元検事「聴いていません」
弁護側「今日の午前中に流された平成4年12月8日の取り調べで、『誰でも過ちがあるからこういう裁判になる』といいましたよね」
森川元検事「記憶が曖昧(あいまい)ですが…」
《当時の記憶を呼び戻そうとする弁護側だが、森川元検事は不確実な返答に終始する》
弁護側「証人は過ちを犯したのでは?」
森川元検事「過ちとはいろんな意味があるので、どこをさしているのか…」
弁護側「『人間として誠実さを失ったら終わりだ』といいましたね」
森川元検事「いったかどうかは…」
《ここで、弁護側はこれまでの捜査と公判の経過を、法廷の両脇に設置された大型スクリーンに映し出して説明していく。取り調べの経過や、菅家さんが家族に無実を訴えて送った14通の手紙の送付時期などを細かく列記。強引な事件の立証状況や、菅家さんの訴えが受け入れられなかった当時の捜査のおかしさを印象づけたいようだ》
弁護側「証人が事件の捜査に関与したのはいつですか」
森川元検事「平成3年12月ごろからです」
弁護側「(菅家さんが)任意同行される前に本件(足利事件)にかかわっていますよね」
森川元検事「そういう記憶は…」
弁護側「菅家さんが任意同行された後、どんな性格の人だと判断していましたか」
森川元検事「非常に抽象的で答えにくいのですが…。おとなしいタイプですか」
弁護側「人に対して反論できるかそうでないかは?」
森川元検事「程度の問題はあったが、強く言うと反論できない、おどおどした感じです」
弁護側「職場で女性と議論になっても反ばくできないというのは」
森川元検事「記憶にないですね」
弁護側「科警研(科学警察研究所)の結果を知ったのはいつですか」
森川元検事「この事件の捜査に入る前に、『かかわるなら主任検事をしてもらう』といわれていました。そのとき概略を聞きましたが、資料をもらったか…」
《相変わらず曖昧な答えが続き、弁護人の語気も強まっていく》
弁護側「DNA型鑑定をどう考えていましたか」
森川元検事「DNA型鑑定は有力な証拠だと思っていました」
《DNA型鑑定は、菅家さんが犯人とされた重要な証拠と判断されていた。その当時の考えを、森川元検事は改めて法廷で述べた》
弁護側「DNA型鑑定だけでは逮捕状を取れず、自白があって初めて逮捕状が取れると上司から聞いたことはありますか」
森川元検事「それに近いことはいわれた記憶があります」
弁護側「自白がなければ逮捕状が取れない事件なんですね」
森川元検事「そういうふうに認識しています」
弁護側「任意同行当日の朝刊に報道されたことが、自白を取らなければいけないというプレッシャーになったのではないですか」
森川元検事「ちょっと分かりません」
《DNA型鑑定だけでは証拠として不十分だったことが分かっていたため、自白を引き出す厳しい取り調べになったのだろうか。菅家さんはじっと目を閉じ、厳しい表情で口を真一文字にしたまま、その答えを聞き入った》
=(5)に続く
【関連記事】
・ 「怖さが先立って…」別事件での自白を菅家さんが説明 足利再審
・ 「うそを言ったことで間違いないね」念押す検察官 足利再審
・ 「勘弁してください」泣いて“自白”してしまう菅家さん 足利再審
・ 菅家さん、机を蹴り怒り表す場面も 足利再審
・ この日もテープ再生始まる 午後からは元検事尋問 足利再審第5回公判始まる
・ 平均保険料9.34%に引き上げ=都道府県別料率を了承−協会けんぽ(時事通信)
・ 飛び降り死は18歳少年=万引き容疑、逃走中屋上から−大阪(時事通信)
・ 「大寒」なのに体感は春、早くも梅が開花(産経新聞)
・ ひき逃げ事件で別人の写真放送=25日に2度−札幌テレビなど(時事通信)
・ 衆院予算委、きょうから本格論戦 自民、審議応じ「ゆっくり追及」(産経新聞)
《午前の公判では、21日に引き続き、別の女児殺害事件で菅家さんを取り調べた録音テープが法廷で再生された。21日には、テープが再生される最中に、気分が悪くなり一時退廷した菅家さん。22日午前も、DNA型鑑定の内容を突きつけられ、涙で「自白」する様子が法廷に生々しく響くと、机をけって怒りをあらわにする場面もあった》
《グレーのスーツ姿の森川元検事は午後1時2分、しっかりした足取りで、傍聴席から証人席に立ち、宣誓書を読み上げた。18年ぶりの対峙(たいじ)となる菅家さんはグレーのスーツ、黒のネクタイ姿で目をつぶったまま弁護人席に座っている。佐藤正信裁判長に促され、森川元検事は証人席に座った》
《弁護人側から質問が始まる。最初に質問に立ったのは、菅家さん本人だった》
菅家さん「森川さん。11年半もの間、無実の罪で捕まっていました。あなたはこのことをどう思いますか」
《低く重い声で語りかけるとともに、鋭い目線を森川元検事に向ける》
森川元検事「私は当時、主任検事として証拠を検討し、その結果、菅家氏が(松田)真実ちゃんの殺害事件(足利事件)の間違いないと判断しました。新たなDNA型鑑定で犯人でないとうかがって、非常に深刻に思っているところです」
《森川元検事は「深刻に思っている」とは述べたものの、謝罪するまではいたっていない》
菅家さん「宇都宮拘置支所で取り調べを受けたとき、全部やっていないと正直に話しました。このことをなぜ弁護士や裁判所に伝えなかったのですか」
森川元検事「宇都宮拘置支所で、真実ちゃん事件の事実関係よりも(福島)万弥ちゃん事件(昭和54年の女児殺害事件)と(長谷部)有美ちゃん事件(59年の女児殺害事件)の2件の余罪について、取り調べていました。そのいきさつ中で真実ちゃん事件に触れたとしても、あくまで余罪の取り調べをしていたものです。逐一報告する必要はないと思っていました」
《冷静に、はっきりと答えていく森川元検事。しかし、「反省」の色が見えないことに菅家さんの怒りは徐々に高まっていく》
菅家さん「自分に無実の罪をきせたことについて、謝ってください」
森川元検事「先ほど申したとおり、私も厳粛に、深刻に受け止めています」
菅家さん「私の家族は苦しんでいるんですよ」
森川元検事「申したとおりです」
菅家さん「大変なことですよ」
森川元検事「…」
菅家さん「どう思います」
森川元検事「今申したとおりです」
菅家さん「反省していないのですか」
《ここで、検察側が質問の趣旨がずれているとして制止に入った。しかし、菅家さんは「黙っていてくださいよ。あなたには関係ないでしょ」と、怒りを爆発させてくってかかる》
菅家さん「私に『人間性がない』といったが、あなたの方が人間性がないんじゃないですか」
森川元検事「人間性がないといったつもりはないです」
《白熱する事態を押さえようと、両サイドに座る弁護人が腕を押さえて座るように要請した。冷静に戻ったのか、菅家さんは軽く一礼して質問をやめ、その場に座り込んだ。続いて、弁護側が質問を始める》
弁護側「取り調べテープを聴いてきましたか」
森川元検事「聴いていません」
弁護側「今日の午前中に流された平成4年12月8日の取り調べで、『誰でも過ちがあるからこういう裁判になる』といいましたよね」
森川元検事「記憶が曖昧(あいまい)ですが…」
《当時の記憶を呼び戻そうとする弁護側だが、森川元検事は不確実な返答に終始する》
弁護側「証人は過ちを犯したのでは?」
森川元検事「過ちとはいろんな意味があるので、どこをさしているのか…」
弁護側「『人間として誠実さを失ったら終わりだ』といいましたね」
森川元検事「いったかどうかは…」
《ここで、弁護側はこれまでの捜査と公判の経過を、法廷の両脇に設置された大型スクリーンに映し出して説明していく。取り調べの経過や、菅家さんが家族に無実を訴えて送った14通の手紙の送付時期などを細かく列記。強引な事件の立証状況や、菅家さんの訴えが受け入れられなかった当時の捜査のおかしさを印象づけたいようだ》
弁護側「証人が事件の捜査に関与したのはいつですか」
森川元検事「平成3年12月ごろからです」
弁護側「(菅家さんが)任意同行される前に本件(足利事件)にかかわっていますよね」
森川元検事「そういう記憶は…」
弁護側「菅家さんが任意同行された後、どんな性格の人だと判断していましたか」
森川元検事「非常に抽象的で答えにくいのですが…。おとなしいタイプですか」
弁護側「人に対して反論できるかそうでないかは?」
森川元検事「程度の問題はあったが、強く言うと反論できない、おどおどした感じです」
弁護側「職場で女性と議論になっても反ばくできないというのは」
森川元検事「記憶にないですね」
弁護側「科警研(科学警察研究所)の結果を知ったのはいつですか」
森川元検事「この事件の捜査に入る前に、『かかわるなら主任検事をしてもらう』といわれていました。そのとき概略を聞きましたが、資料をもらったか…」
《相変わらず曖昧な答えが続き、弁護人の語気も強まっていく》
弁護側「DNA型鑑定をどう考えていましたか」
森川元検事「DNA型鑑定は有力な証拠だと思っていました」
《DNA型鑑定は、菅家さんが犯人とされた重要な証拠と判断されていた。その当時の考えを、森川元検事は改めて法廷で述べた》
弁護側「DNA型鑑定だけでは逮捕状を取れず、自白があって初めて逮捕状が取れると上司から聞いたことはありますか」
森川元検事「それに近いことはいわれた記憶があります」
弁護側「自白がなければ逮捕状が取れない事件なんですね」
森川元検事「そういうふうに認識しています」
弁護側「任意同行当日の朝刊に報道されたことが、自白を取らなければいけないというプレッシャーになったのではないですか」
森川元検事「ちょっと分かりません」
《DNA型鑑定だけでは証拠として不十分だったことが分かっていたため、自白を引き出す厳しい取り調べになったのだろうか。菅家さんはじっと目を閉じ、厳しい表情で口を真一文字にしたまま、その答えを聞き入った》
=(5)に続く
【関連記事】
・ 「怖さが先立って…」別事件での自白を菅家さんが説明 足利再審
・ 「うそを言ったことで間違いないね」念押す検察官 足利再審
・ 「勘弁してください」泣いて“自白”してしまう菅家さん 足利再審
・ 菅家さん、机を蹴り怒り表す場面も 足利再審
・ この日もテープ再生始まる 午後からは元検事尋問 足利再審第5回公判始まる
・ 平均保険料9.34%に引き上げ=都道府県別料率を了承−協会けんぽ(時事通信)
・ 飛び降り死は18歳少年=万引き容疑、逃走中屋上から−大阪(時事通信)
・ 「大寒」なのに体感は春、早くも梅が開花(産経新聞)
・ ひき逃げ事件で別人の写真放送=25日に2度−札幌テレビなど(時事通信)
・ 衆院予算委、きょうから本格論戦 自民、審議応じ「ゆっくり追及」(産経新聞)
資産追及、首相しどろもどろ…参院予算委(読売新聞)
26日に始まった参院予算委員会の論戦は、衆院に続き「政治とカネ」が中心テーマとなった。野党は鳩山首相の偽装献金事件を取り上げつつ、首相の個人資産の内容まで細かく追及。ヤジで騒然とする中、審議中断は十数回に及んだ。
この日質問に立った野党議員のうち、自民党の舛添要一氏、西田昌司氏、森雅子氏、改革クラブの荒井広幸氏が「政治とカネ」の問題をただした。
「首相の田園調布の自宅は10年以上登記されていなかった。なぜか」
西田氏は首相の個人資産を調べあげたうえで、「カネにルーズな首相」を印象づける作戦に出た。不意を突かれた首相は、「よく調べていただいて」「調べてみます」としどろもどろに。
西田氏はまた、首相が事件で略式起訴された元政策秘書を私設秘書として雇い続けている点を追及。「有能な人材だ」とかばう首相を、「あなた自身が反省していないことを証明している」と突き上げた。
自民党は、政府参考人として出席した官僚の答弁を巧みに活用。西田氏が「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書をただちに修正するよう求めたのに対し、首相は「すべての資料が検察にある」と拒んだ。しかし、西田氏は、法務省刑事局長から「請求があれば、(資料の)仮還付(仮返還)は可能」との答弁を引き出し、「事実を話す責務を果たせ」とたたみかけた。
首相は事件について「検察の捜査で解明された」として決着済みだとの立場だが、この日の野党の根掘り葉掘りの追及には、たびたびむっとした表情を浮かべた。保有していた株式の一覧表を開示するよう食い下がった森氏に、「あなただけご覧に入れてもいい」と約束してしまい、周囲を慌てさせる場面もあった。
改革クラブの荒井氏は、小沢民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件を取り上げ、主要閣僚を次々と指名して資金管理団体が資産購入することの是非を質問。前原国土交通相から「政治資金で不動産を買うべきではないと思う」との答弁を引き出した。
・ <光化学スモッグ>過去最多28都府県で注意報発令 09年(毎日新聞)
・ <日本マクドナルド>社員の「過労死」認定 東京地裁(毎日新聞)
・ 都議補選あす投開票(産経新聞)
・ <少子化対策>認可保育所の定員年5万人増へ 来年度から(毎日新聞)
・ <鳩山首相>「石川議員が起訴されないことを望む」(毎日新聞)
この日質問に立った野党議員のうち、自民党の舛添要一氏、西田昌司氏、森雅子氏、改革クラブの荒井広幸氏が「政治とカネ」の問題をただした。
「首相の田園調布の自宅は10年以上登記されていなかった。なぜか」
西田氏は首相の個人資産を調べあげたうえで、「カネにルーズな首相」を印象づける作戦に出た。不意を突かれた首相は、「よく調べていただいて」「調べてみます」としどろもどろに。
西田氏はまた、首相が事件で略式起訴された元政策秘書を私設秘書として雇い続けている点を追及。「有能な人材だ」とかばう首相を、「あなた自身が反省していないことを証明している」と突き上げた。
自民党は、政府参考人として出席した官僚の答弁を巧みに活用。西田氏が「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書をただちに修正するよう求めたのに対し、首相は「すべての資料が検察にある」と拒んだ。しかし、西田氏は、法務省刑事局長から「請求があれば、(資料の)仮還付(仮返還)は可能」との答弁を引き出し、「事実を話す責務を果たせ」とたたみかけた。
首相は事件について「検察の捜査で解明された」として決着済みだとの立場だが、この日の野党の根掘り葉掘りの追及には、たびたびむっとした表情を浮かべた。保有していた株式の一覧表を開示するよう食い下がった森氏に、「あなただけご覧に入れてもいい」と約束してしまい、周囲を慌てさせる場面もあった。
改革クラブの荒井氏は、小沢民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件を取り上げ、主要閣僚を次々と指名して資金管理団体が資産購入することの是非を質問。前原国土交通相から「政治資金で不動産を買うべきではないと思う」との答弁を引き出した。
・ <光化学スモッグ>過去最多28都府県で注意報発令 09年(毎日新聞)
・ <日本マクドナルド>社員の「過労死」認定 東京地裁(毎日新聞)
・ 都議補選あす投開票(産経新聞)
・ <少子化対策>認可保育所の定員年5万人増へ 来年度から(毎日新聞)
・ <鳩山首相>「石川議員が起訴されないことを望む」(毎日新聞)
<上野動物園>ニホンザル1匹が逃走 園外での目撃情報も(毎日新聞)
東京都台東区の上野動物園で24日、「北限のサル」として国の天然記念物に指定されている青森県下北半島のニホンザル1匹が逃げ出した。同日、一般公開されたばかりで、園外での目撃情報もあり、同園や上野署が捜している。
同園によると、同日午前9時半ごろ、一般公開のため北限のサル23匹が園内のサル山に放された。その際、うち1匹が高さ約4.5メートルある垂直の壁を駆け上ってサル山から逃げたという。
下北半島では、北限のサルの生息数が増え、農産物への被害が深刻化。青森県むつ市が捕獲に乗り出したことを知った同園が昨年4月、同市から譲り受けた。その後は園内の別施設で飼育されていた。
・ 鳩山首相、ダボス会議出席見送り=国会日程など考慮(時事通信)
・ 携帯ストラップ 回天・桜花の販売中止 ネットに批判続出(毎日新聞)
・ 山崎拓氏、公認得られなければ自民離党へ(読売新聞)
・ 尼崎公害訴訟 和解から10年 歩道橋バリアフリーへ (産経新聞)
・ 天皇陛下がお言葉=通常国会開会式(時事通信)
同園によると、同日午前9時半ごろ、一般公開のため北限のサル23匹が園内のサル山に放された。その際、うち1匹が高さ約4.5メートルある垂直の壁を駆け上ってサル山から逃げたという。
下北半島では、北限のサルの生息数が増え、農産物への被害が深刻化。青森県むつ市が捕獲に乗り出したことを知った同園が昨年4月、同市から譲り受けた。その後は園内の別施設で飼育されていた。
・ 鳩山首相、ダボス会議出席見送り=国会日程など考慮(時事通信)
・ 携帯ストラップ 回天・桜花の販売中止 ネットに批判続出(毎日新聞)
・ 山崎拓氏、公認得られなければ自民離党へ(読売新聞)
・ 尼崎公害訴訟 和解から10年 歩道橋バリアフリーへ (産経新聞)
・ 天皇陛下がお言葉=通常国会開会式(時事通信)
<訃報>藤本久徳さん77歳=舞台美術家(毎日新聞)
藤本久徳さん77歳(ふじもと・ひさのり=舞台美術家)17日、肺炎のため死去。葬儀は近親者で済ませた。劇団葬は2月8日午後5時、東京都港区海岸1の10の53の劇団四季「自由劇場」。
1953年、浅利慶太さんらとともに劇団四季の創立に参加。ジャン・ジロドゥ「間奏曲」やピーター・シェーファー「エクウス(馬)」など、四季の数多くの舞台で美術を担当した。
・ 数十秒の沈黙とすすり泣き…生々しいやり取り(読売新聞)
・ 小沢氏に説明促す=首相(時事通信)
・ <虚偽記載容疑>大久保被告を逮捕 小沢氏の公設第1秘書(毎日新聞)
・ 病院再診料、診療所並みに引き上げを―民主議連が報酬配分で要望(医療介護CBニュース)
・ 氷点下2度…北海道神宮で寒中みそぎ(産経新聞)
1953年、浅利慶太さんらとともに劇団四季の創立に参加。ジャン・ジロドゥ「間奏曲」やピーター・シェーファー「エクウス(馬)」など、四季の数多くの舞台で美術を担当した。
・ 数十秒の沈黙とすすり泣き…生々しいやり取り(読売新聞)
・ 小沢氏に説明促す=首相(時事通信)
・ <虚偽記載容疑>大久保被告を逮捕 小沢氏の公設第1秘書(毎日新聞)
・ 病院再診料、診療所並みに引き上げを―民主議連が報酬配分で要望(医療介護CBニュース)
・ 氷点下2度…北海道神宮で寒中みそぎ(産経新聞)
民主の検察批判「小沢紅衛兵だ」…自民・川崎氏(読売新聞)
自民党の川崎二郎国会対策委員長は19日午前の党の会合で、民主党の石川知裕衆院議員の逮捕に批判的な同党若手議員が会を結成したことについて、「地元で『小沢紅衛兵』はこういう人だ、とPRした方が、次の我々の戦いにも有利になってくる」と述べ、各選挙区で参加議員を批判するよう呼び掛けた。
紅衛兵は中国の文化大革命の際に毛沢東を崇拝する若者らによって結成され、地主や資本家だった人々を弾圧した。
また、大島幹事長も記者会見で、「(検察が)証拠に基づいてやろうということに対する政治的プレッシャーなのか。品性に欠けるやり方だ。(小沢氏)本人から事情を聞くことが先ではないか」と批判した。
・ <名古屋市>住基ネット離脱に意見50件 賛成1、反対35(毎日新聞)
・ 長崎・漁船遭難、海底の船を山田丸と確認(読売新聞)
・ 検察が聴取?「小沢幹事長の妻」実は新潟ゼネコンの大株主(J-CASTニュース)
・ 石原知事、外国人参政権「危ない試み。発想おかしい」(産経新聞)
・ <陸山会土地購入>石川議員「黒いこと一切していない」(毎日新聞)
紅衛兵は中国の文化大革命の際に毛沢東を崇拝する若者らによって結成され、地主や資本家だった人々を弾圧した。
また、大島幹事長も記者会見で、「(検察が)証拠に基づいてやろうということに対する政治的プレッシャーなのか。品性に欠けるやり方だ。(小沢氏)本人から事情を聞くことが先ではないか」と批判した。
・ <名古屋市>住基ネット離脱に意見50件 賛成1、反対35(毎日新聞)
・ 長崎・漁船遭難、海底の船を山田丸と確認(読売新聞)
・ 検察が聴取?「小沢幹事長の妻」実は新潟ゼネコンの大株主(J-CASTニュース)
・ 石原知事、外国人参政権「危ない試み。発想おかしい」(産経新聞)
・ <陸山会土地購入>石川議員「黒いこと一切していない」(毎日新聞)
空海 唐から持参の文献「三教不齋論」写本を発見(毎日新聞)
真言宗の開祖で知られる平安時代の弘法大師空海(774〜835年)が中国・唐から持ち帰ったとされ、その後行方不明だった文献「三教不齋(さんごうふさい)論」の江戸時代末期の写本が、東京都立図書館所蔵の諸橋轍次(もろはし・てつじ)文庫にあるのを、藤井淳・高野山大学密教文化研究所委託研究員が確認した。空海が初期の著作「三教指帰(さんごうしいき)」で、仏教の重要性を説いた持論を裏付けたものとみられており、空海の研究に重要な発見となりそうだ。
空海は「三教指帰」を24歳の時に著し、儒教、道教、仏教を比較した中で仏教が最高とする主張を展開した。空海は804年に唐に渡り、806年に帰国。その際空海が持ち帰った膨大な文献などの目録で朝廷に提出した「請来目録」が残っており、「三教不齋論」もその中に記されていたが、現物が残っていないためこれまで内容はまったく分からなかった。
空海の思想を研究する藤井研究員は、儒教、道教、仏教の比較研究のための調査の過程で、諸橋轍次文庫にあるのを見つけた。縦25センチ、横16センチ、25ページで、文久元(1861)年に僧の良応が筆写したと書かれていた。内容も当時の唐の官僚が書いた比較思想論と判明。仏教は悟りを根本から求める点で優れているとしており、「三教指帰」と同様、仏教が最高の教えと結論づけていた。
藤井研究員は「三教指帰で説いた『仏教が最高』という考えが、唐にもあったのを知った空海が、我が意を得たりと喜んで持ち帰ったのではないか」と話している。25日に高野山大学(和歌山県高野町)で開かれる研究会で発表する。【田原由紀雄、大森顕浩】
・ 建設業者の妻刺され死亡=出頭の46歳男逮捕−静岡県警(時事通信)
・ 作家の海堂さんに賠償命令=ブログで名誉棄損−東京地裁(時事通信)
・ 日本脳炎ワクチンの接種勧奨を再開へ―厚労省(医療介護CBニュース)
・ 羽賀被告「生涯の友」メール…元歯科医側は冤罪主張 偽証罪初公判(産経新聞)
・ 【風】「私のようにならないで」(産経新聞)
空海は「三教指帰」を24歳の時に著し、儒教、道教、仏教を比較した中で仏教が最高とする主張を展開した。空海は804年に唐に渡り、806年に帰国。その際空海が持ち帰った膨大な文献などの目録で朝廷に提出した「請来目録」が残っており、「三教不齋論」もその中に記されていたが、現物が残っていないためこれまで内容はまったく分からなかった。
空海の思想を研究する藤井研究員は、儒教、道教、仏教の比較研究のための調査の過程で、諸橋轍次文庫にあるのを見つけた。縦25センチ、横16センチ、25ページで、文久元(1861)年に僧の良応が筆写したと書かれていた。内容も当時の唐の官僚が書いた比較思想論と判明。仏教は悟りを根本から求める点で優れているとしており、「三教指帰」と同様、仏教が最高の教えと結論づけていた。
藤井研究員は「三教指帰で説いた『仏教が最高』という考えが、唐にもあったのを知った空海が、我が意を得たりと喜んで持ち帰ったのではないか」と話している。25日に高野山大学(和歌山県高野町)で開かれる研究会で発表する。【田原由紀雄、大森顕浩】
・ 建設業者の妻刺され死亡=出頭の46歳男逮捕−静岡県警(時事通信)
・ 作家の海堂さんに賠償命令=ブログで名誉棄損−東京地裁(時事通信)
・ 日本脳炎ワクチンの接種勧奨を再開へ―厚労省(医療介護CBニュース)
・ 羽賀被告「生涯の友」メール…元歯科医側は冤罪主張 偽証罪初公判(産経新聞)
・ 【風】「私のようにならないで」(産経新聞)
小沢幹事長、民主党代議士会に出席も無言(産経新聞)
東京地検特捜部からの事情聴取の要請に応じる考えを示し、動向が注目されている民主党の小沢一郎幹事長は19日午後、国会内で開かれた民主党代議士会に出席したが、発言はしなかった。出席議員からも、小沢氏をめぐる問題についての発言は一切なかった。
【関連記事】
・ 千葉法相、指揮権発動否定せず 小沢氏土地疑惑事件
・ 小沢氏疑惑 閣僚反応 前原「事情聴取応諾は大変結構」
・ 「特捜部にも説明責任」「何を考え執行したかよく分からない」 中井国家公安委員長が異例の言及
・ 民主党やテレ朝に銃弾?入り封筒 小沢幹事長絡みの文書同封
・ 「品性に欠ける」民主検察批判チームに自民大島氏
・ <福岡乳児殺害>親族会議で「手かざし」治療決める(毎日新聞)
・ 日航と全日空、国際線統合も=3年以内に見極め−前原国交相(時事通信)
・ 診療報酬詐欺の被告、奈良・山本病院理事長を保釈(産経新聞)
・ <阪神大震災>発生から15年の朝 さまざまに鎮魂の祈り(毎日新聞)
・ 雪の三沢飛行場、日航機立ち往生2時間余(読売新聞)
【関連記事】
・ 千葉法相、指揮権発動否定せず 小沢氏土地疑惑事件
・ 小沢氏疑惑 閣僚反応 前原「事情聴取応諾は大変結構」
・ 「特捜部にも説明責任」「何を考え執行したかよく分からない」 中井国家公安委員長が異例の言及
・ 民主党やテレ朝に銃弾?入り封筒 小沢幹事長絡みの文書同封
・ 「品性に欠ける」民主検察批判チームに自民大島氏
・ <福岡乳児殺害>親族会議で「手かざし」治療決める(毎日新聞)
・ 日航と全日空、国際線統合も=3年以内に見極め−前原国交相(時事通信)
・ 診療報酬詐欺の被告、奈良・山本病院理事長を保釈(産経新聞)
・ <阪神大震災>発生から15年の朝 さまざまに鎮魂の祈り(毎日新聞)
・ 雪の三沢飛行場、日航機立ち往生2時間余(読売新聞)